2013年07月11日
めろん23 “とうどじょうしょうき”(69にちめ)
本日は、定植日より69日目、交配日より38日目。
現在、“糖度上昇期”序盤!
『OR6号』は、収穫予定日が7月29日(月)なので、収穫まで残り18日となりました。
『GR4号』は、収穫予定日が7月26日(金)なので、収穫まで残り15日となっています。
OR品種とGR品種を栽培しており、今まではそれぞれの選抜した果実の様子を1果ずつ記録してきたが、本日は地植え、プランター植えのそれぞれの“葉の状態”を記録しておく。
「芸能人は“歯”が命!」っと言うCMが昔あったが、、、、、
「メロンは“葉”が命!」らしい。
メロンは、昼間、葉にたくさん日差しを受け、そして光合成をし養分を蓄えた後、その養分が夜間に果実へと転流し、糖度が上がる性質らしい。
で、さらに、昼夜の温度差が大きく、夜間の気温が低いと、養分の果実への転流が順調に行われるそうな。
ほんで、逆に昼間の気温が高過ぎる場合や、夜間の気温が高過ぎる場合、また、昼夜の温度差が少なかった場合は、糖度上昇率は低くなるそうな。
これらの事は、スイカでも言える事だな。ブドウもそうだし・・・。
作物の性質上、この糖度上昇のメカニズムは、みな同じなのかも知れんなぁ~。
それだけ、管理の要るメロンなのだが・・・
うちの圃場は、普通の住宅街の庭であり、温度や湿度をコントロールする設備なんぞ無い。
また、ハウスと言えども、簡易的な雨除け程度のオリジナル作であり、構造上とっても開け閉めに苦労するし、気密性に乏しい為、完全防水には程遠く、あらゆる害虫の出入りも自由だ。
そして、管理する人間の都合上、つまりオレのライフスタイルだが、作業は仕事休みの時しかできず、昼間の管理をするのは大変難しい。
こんな条件下での栽培なので、色んな問題が起きる。
今、まさに“糖度上昇期”のうちのメロンなんだが、ここへきて何だか雲行きが怪しくなってきたのである。
葉が命のメロンなんだが、、、、、、



うどんこ病、えそ斑点病、べと病や薬害、高温に依る障害、などの影響により、まともじゃない葉になっている現状である。
この“葉”の状態に関しては、度々他の記事の中でも取り上げてきたが、かなりマズイ状況になってきてしまった。
特に、あまりにも早い梅雨明けからの猛暑




この地域では、連日37℃を越しており、この気温の高さが、軟弱質で密植気味の苗に、相当な悪影響を及ぼしているのだ!
特に重症な地植え苗のようす、、、、、





写真だと、なかなか切羽詰った感が判りにくいのだが、マジやばいっす(;´゚Д゚)ゞ困ッタナ…
さらに、ここ最近、2日に1枚ずつ、節位に関係無く葉が腐って折れてきている。
朝の出勤前の点検では見られなかったのに、なぜか帰宅後の点検中に発見する事が多い。
この”腐って折れる”と言うのは、主枝から伸びた葉の付け根部分が茶色く変色し、その変色部分が柔らかくなって葉を支えきれなくなり、葉の重みで自然に折れている、っと言う意味である。
要するに、これは、あの恐怖の“つる枯れ病”、“つる割れ病”だろうと思う。
肥大化にこだわり過ぎて、潅水量を朝・夜の2回、1苗1Lを1週間程度施しており、それに拍車をかけ連日の高温ときたら、湿害発症を促しているようなモンだわな~(;一_一)
このぐらい大丈夫だろうと思っての潅水だったが、ここへ来て大問題を引き起こしてしまった。
何事も経験ではあるが、欲張りな性格ゆえに起こした失敗なので、とても歯がゆい、、、、、
高級メロンのほとんどは、1.4kg~1.6kgであり、そのサイズが最も味に優れているらしいとの情報もある。
栽培の途中までは、細心の注意を払ってかなり潅水量を絞っていたのだが、絞り過ぎたため極端に肥大率が悪かった。
その反動でエイッ!っとやってしまったのである。
この“葉”の状態であれば、光合成がまともに出来る訳がない。ましてや、この高温!!!
夜間温度も27℃付近が連日続いており、かなりの高温である。いわゆる熱帯夜!
このステージに定められている、本来の管理温度は、それらの温度より-10℃以上も低いのである。
プランター植え苗のようす、、、、、

地植えに比べ、幾分かはマシだが、低位節の葉色がとても悪く、緑色の色素が抜け、枯れる寸前の薄黄色になってきている。
こちらは、日照率が悪い位置なので、高温障害はあまりなさそうである。
その変わり、徒長率が激しく、玉の肥大も芳しくない。見ての通り、ミニチュアサイズのメロンになっている。
こんな状況下だが、あくまで果実の目標糖度は16度以上である。
プロの経験や設備を使っても簡単ではない数値である。
しかし、ここであきらめる訳にはイカン!
もっと知恵を絞って考えなくては、このままでは必ず失敗してしまう。
何ができるのか???何をしなくてはならないのか???
今一度考えてみる事にする。。。。。
頼むからあと3週間もってくれよ~(-∀-`; )
現在、“糖度上昇期”序盤!
『OR6号』は、収穫予定日が7月29日(月)なので、収穫まで残り18日となりました。
『GR4号』は、収穫予定日が7月26日(金)なので、収穫まで残り15日となっています。
OR品種とGR品種を栽培しており、今まではそれぞれの選抜した果実の様子を1果ずつ記録してきたが、本日は地植え、プランター植えのそれぞれの“葉の状態”を記録しておく。
「芸能人は“歯”が命!」っと言うCMが昔あったが、、、、、
「メロンは“葉”が命!」らしい。
メロンは、昼間、葉にたくさん日差しを受け、そして光合成をし養分を蓄えた後、その養分が夜間に果実へと転流し、糖度が上がる性質らしい。
で、さらに、昼夜の温度差が大きく、夜間の気温が低いと、養分の果実への転流が順調に行われるそうな。
ほんで、逆に昼間の気温が高過ぎる場合や、夜間の気温が高過ぎる場合、また、昼夜の温度差が少なかった場合は、糖度上昇率は低くなるそうな。
これらの事は、スイカでも言える事だな。ブドウもそうだし・・・。
作物の性質上、この糖度上昇のメカニズムは、みな同じなのかも知れんなぁ~。
それだけ、管理の要るメロンなのだが・・・
うちの圃場は、普通の住宅街の庭であり、温度や湿度をコントロールする設備なんぞ無い。
また、ハウスと言えども、簡易的な雨除け程度のオリジナル作であり、構造上とっても開け閉めに苦労するし、気密性に乏しい為、完全防水には程遠く、あらゆる害虫の出入りも自由だ。
そして、管理する人間の都合上、つまりオレのライフスタイルだが、作業は仕事休みの時しかできず、昼間の管理をするのは大変難しい。
こんな条件下での栽培なので、色んな問題が起きる。
今、まさに“糖度上昇期”のうちのメロンなんだが、ここへきて何だか雲行きが怪しくなってきたのである。
葉が命のメロンなんだが、、、、、、
うどんこ病、えそ斑点病、べと病や薬害、高温に依る障害、などの影響により、まともじゃない葉になっている現状である。
この“葉”の状態に関しては、度々他の記事の中でも取り上げてきたが、かなりマズイ状況になってきてしまった。
特に、あまりにも早い梅雨明けからの猛暑





この地域では、連日37℃を越しており、この気温の高さが、軟弱質で密植気味の苗に、相当な悪影響を及ぼしているのだ!
特に重症な地植え苗のようす、、、、、
写真だと、なかなか切羽詰った感が判りにくいのだが、マジやばいっす(;´゚Д゚)ゞ困ッタナ…
さらに、ここ最近、2日に1枚ずつ、節位に関係無く葉が腐って折れてきている。
朝の出勤前の点検では見られなかったのに、なぜか帰宅後の点検中に発見する事が多い。
この”腐って折れる”と言うのは、主枝から伸びた葉の付け根部分が茶色く変色し、その変色部分が柔らかくなって葉を支えきれなくなり、葉の重みで自然に折れている、っと言う意味である。
要するに、これは、あの恐怖の“つる枯れ病”、“つる割れ病”だろうと思う。
肥大化にこだわり過ぎて、潅水量を朝・夜の2回、1苗1Lを1週間程度施しており、それに拍車をかけ連日の高温ときたら、湿害発症を促しているようなモンだわな~(;一_一)
このぐらい大丈夫だろうと思っての潅水だったが、ここへ来て大問題を引き起こしてしまった。
何事も経験ではあるが、欲張りな性格ゆえに起こした失敗なので、とても歯がゆい、、、、、
高級メロンのほとんどは、1.4kg~1.6kgであり、そのサイズが最も味に優れているらしいとの情報もある。
栽培の途中までは、細心の注意を払ってかなり潅水量を絞っていたのだが、絞り過ぎたため極端に肥大率が悪かった。
その反動でエイッ!っとやってしまったのである。
この“葉”の状態であれば、光合成がまともに出来る訳がない。ましてや、この高温!!!
夜間温度も27℃付近が連日続いており、かなりの高温である。いわゆる熱帯夜!
このステージに定められている、本来の管理温度は、それらの温度より-10℃以上も低いのである。
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こちらは、日照率が悪い位置なので、高温障害はあまりなさそうである。
その変わり、徒長率が激しく、玉の肥大も芳しくない。見ての通り、ミニチュアサイズのメロンになっている。
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プロの経験や設備を使っても簡単ではない数値である。
しかし、ここであきらめる訳にはイカン!
もっと知恵を絞って考えなくては、このままでは必ず失敗してしまう。
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今一度考えてみる事にする。。。。。
頼むからあと3週間もってくれよ~(-∀-`; )
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「悪魔レベルの所業」
KMPメロン宅庭栽培2017 #55 『糖度上昇期末&収穫期』(12週目)
KMPメロン宅庭栽培2017 #54 『糖度上昇期』2.(11週目)
KMPメロン宅庭栽培2017 #53 『糖度上昇期』
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