2017年06月06日
KMPメロン宅庭栽培2017 #27 『交配のまとめ』最終
4月30日(日)全12苗を定植。
本日は定植日より【37日目】(※定植日含まず)
-----------------------------------------------
※本日の[潅水]=無し
▽過去▽
6月5日(月)1苗辺り2.33リットル
6月4日(日)1苗辺り2.33リットル
5月28日(日)1苗辺り2.33リットル
5月23日(火)1苗辺り2.0リットル
5月20日(土)1苗辺り2.0リットル
5月12日(金)1苗辺り1.3リットル
※本日の[液肥]=土壌⇒1苗辺り4.0リットル
▽過去▽
5月30日(火)OR1号⇒4.0リットル(土壌+葉面)
※本日の[薬散]=無し
▽過去▽
5月24日(水)殺虫剤(アブラムシ類、コナジラミ類、ハダニ類、アザミウマ類)⇒1苗辺り約0.5リットル
5月21日(日)殺菌剤(うどんこ病予防)⇒1苗辺り約0.42リットル
5月16日(火)殺菌殺虫剤(うどんこ病予防/アブラムシ類・ハダニ類)⇒1苗辺り約0.33リットル
-----------------------------------------------
うどんこ病、所見無し!
アブラムシ、若干数発生!!!⇒消滅⇒若干数発生!!!
コナジラミ類、葉裏一匹発見!!!⇒消滅
ハダニ類、所見無し!
アザミウマ類、一部の雌花に数匹(ミナミキイロ?ミカンキイロ?)発生!!!⇒消滅
ウリハムシ、所見無し!
ハモグリバエ類、被害葉二枚(下位葉)あり!!!⇒消滅(摘葉)
チョウ目類幼虫、所見無し!
※薬害と疑わしき異常葉有り!!!
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記事タイトルは「交配のまとめ」だが、栽培ステージは「初期肥大期」(玉伸ばし作業)真っ最中。
忘れるといけないので、いちおう書いておこう。
今日は、全苗に液肥を土壌灌注した。1苗あたり4L。
想像以上に土が乾燥し、土量の割に水分が不足しているので、ちょうど良いタイミングだったし、いつものほぼ倍、水分補給した。
朝から全部で約50リットルの液肥を作るのは、超めんどい。
これまたウダウダやってると会社に遅刻してしまう。急げ急げ・・・。って感じで作業した。
農薬は、「散布する直前に作れ」とか、「作り置きするな」って説明書に明記されてたりするが、液肥に関してはどうなんだろう???
前日の夜に作り置きしておいた方が、絶対効率的だと思うんだが。
まだ夜温も低いし、水が腐ったり効力が無くなるなんてこと、あるのかなぁ???
さぁ~て、、、、、本題。
「GR-6号」未着果の最後の1節、いったいどうなったか・・・?

残念ながら、またも黄変色し、“着果不良”と言う結末になりました。
これにより、GR6号は全ての交配節で“着果不良”となり、実を付ける事が出来ませんでした
今季で4回目となるメロン栽培だが、1果も着果しないなんて“初”です。
くやしいですね~
柱頭も枯れて黒く変色しています。これでは着果は絶対無理だな。この柱頭で受精する訳だからねぇ~。


さて、でもまだあきらめた訳じゃ無い。
先端2節の遊びヅル(側枝)と、今回着果不良だった16節の枝を使って、先ずはそれらに雌花が付くのを待つ。
元々、先端2節の枝は、着果後の草勢をコントロールする為に残しておく決まりになっている。
また、16節(側枝子ヅル)第一節の雌花は今回着果不良だったが、枝を落とさずそのままにしておき、今度は孫ヅルを伸ばして交配を試みてみる。
おそらく、規定外での着果は仮に実が付いたとしても、糖度も質もガクッと落ちるだろう。知らんけど。
しかしながら、例え1果でも収量は落としたくない。

あとは、色々な実験にも役立ちそうなので、引き続きこのまま栽培してみる事にした。
色んな液肥も試したいし、農薬のパッチテストにも使える。
このまま抜苗するのはもったいないね。
さて、本日を以って交配から結実までの記録は最終となるが、その結実状況の確認をしてみる。
今後は、初期肥大期が終わり次第、品質を見極め摘果する工程に移る。

「交配のまとめ」として、最後に『着果率』をはじいておきましょう。
先ずは、GR(緑の彗星:緑肉)、交配数25に対し、着果数17。
17÷25=0.68×100=68%
そして、OR(ハネムーンR:赤肉)、交配数22に対し、着果数21。
21÷22=0.954×100=95.4%
最後に、全交配数47に対し、着果数38。
38÷47=0.808×100=今季の着果率:80.8%
「ハネムーンR」の方が、圧倒的に着果率が良い。
この品種、栽培1年目の初めて作った時から、うちの圃場との相性がめちゃくちゃいいんだよね。
一方、「緑の彗星」。今季初栽培となる品種。
ぱっと見、そこまで悪くない数字に見えるが、これはあくまで着果率。
今回のオレみたいな未着果苗の割合でみると、これではプロ農家としては食っていけないんじゃないかな?
プロじゃないけど。
苗12本で未着果1本、1200本で100本、6000本で500本・・・って割合になる訳で、500本も未着果だったらヤバイんじゃね???
感動メロンが1玉2700円でネット販売してたから、135万円パアって事だもんな(>_<)
やっぱり、先ずは良い実を生らせる事。それがメロン栽培の始まりなんだよね。
着果不良で「実が付きませんでした」じゃ、お話にならんな。
しっかしまぁ~緑の彗星の方は何かいろいろ問題があるなぁ
この品種、なんかクセがあんのか?クセじゃなくて作り方の“コツ”かっ!
1苗ポシャッたのは、いて~わマジ・・・(´・д・`)ショボーン
本日は定植日より【37日目】(※定植日含まず)
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※本日の[潅水]=無し
▽過去▽
6月5日(月)1苗辺り2.33リットル
6月4日(日)1苗辺り2.33リットル
5月28日(日)1苗辺り2.33リットル
5月23日(火)1苗辺り2.0リットル
5月20日(土)1苗辺り2.0リットル
5月12日(金)1苗辺り1.3リットル
※本日の[液肥]=土壌⇒1苗辺り4.0リットル
▽過去▽
5月30日(火)OR1号⇒4.0リットル(土壌+葉面)
※本日の[薬散]=無し
▽過去▽
5月24日(水)殺虫剤(アブラムシ類、コナジラミ類、ハダニ類、アザミウマ類)⇒1苗辺り約0.5リットル
5月21日(日)殺菌剤(うどんこ病予防)⇒1苗辺り約0.42リットル
5月16日(火)殺菌殺虫剤(うどんこ病予防/アブラムシ類・ハダニ類)⇒1苗辺り約0.33リットル
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うどんこ病、所見無し!
アブラムシ、

コナジラミ類、
ハダニ類、所見無し!
アザミウマ類、
ウリハムシ、所見無し!
ハモグリバエ類、
チョウ目類幼虫、所見無し!
※薬害と疑わしき異常葉有り!!!
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記事タイトルは「交配のまとめ」だが、栽培ステージは「初期肥大期」(玉伸ばし作業)真っ最中。
忘れるといけないので、いちおう書いておこう。
今日は、全苗に液肥を土壌灌注した。1苗あたり4L。
想像以上に土が乾燥し、土量の割に水分が不足しているので、ちょうど良いタイミングだったし、いつものほぼ倍、水分補給した。
朝から全部で約50リットルの液肥を作るのは、超めんどい。
これまたウダウダやってると会社に遅刻してしまう。急げ急げ・・・。って感じで作業した。
農薬は、「散布する直前に作れ」とか、「作り置きするな」って説明書に明記されてたりするが、液肥に関してはどうなんだろう???
前日の夜に作り置きしておいた方が、絶対効率的だと思うんだが。
まだ夜温も低いし、水が腐ったり効力が無くなるなんてこと、あるのかなぁ???
さぁ~て、、、、、本題。
「GR-6号」未着果の最後の1節、いったいどうなったか・・・?
残念ながら、またも黄変色し、“着果不良”と言う結末になりました。
これにより、GR6号は全ての交配節で“着果不良”となり、実を付ける事が出来ませんでした

今季で4回目となるメロン栽培だが、1果も着果しないなんて“初”です。
くやしいですね~

柱頭も枯れて黒く変色しています。これでは着果は絶対無理だな。この柱頭で受精する訳だからねぇ~。
さて、でもまだあきらめた訳じゃ無い。
先端2節の遊びヅル(側枝)と、今回着果不良だった16節の枝を使って、先ずはそれらに雌花が付くのを待つ。
元々、先端2節の枝は、着果後の草勢をコントロールする為に残しておく決まりになっている。
また、16節(側枝子ヅル)第一節の雌花は今回着果不良だったが、枝を落とさずそのままにしておき、今度は孫ヅルを伸ばして交配を試みてみる。
おそらく、規定外での着果は仮に実が付いたとしても、糖度も質もガクッと落ちるだろう。知らんけど。
しかしながら、例え1果でも収量は落としたくない。
摘果だけして、枝のみになった16節。苗そのものや枝は、生きています。
あとは、色々な実験にも役立ちそうなので、引き続きこのまま栽培してみる事にした。
色んな液肥も試したいし、農薬のパッチテストにも使える。
このまま抜苗するのはもったいないね。
さて、本日を以って交配から結実までの記録は最終となるが、その結実状況の確認をしてみる。
今後は、初期肥大期が終わり次第、品質を見極め摘果する工程に移る。
「交配のまとめ」として、最後に『着果率』をはじいておきましょう。
先ずは、GR(緑の彗星:緑肉)、交配数25に対し、着果数17。
17÷25=0.68×100=68%
そして、OR(ハネムーンR:赤肉)、交配数22に対し、着果数21。
21÷22=0.954×100=95.4%
最後に、全交配数47に対し、着果数38。
38÷47=0.808×100=今季の着果率:80.8%
「ハネムーンR」の方が、圧倒的に着果率が良い。
この品種、栽培1年目の初めて作った時から、うちの圃場との相性がめちゃくちゃいいんだよね。
一方、「緑の彗星」。今季初栽培となる品種。
ぱっと見、そこまで悪くない数字に見えるが、これはあくまで着果率。
今回のオレみたいな未着果苗の割合でみると、これではプロ農家としては食っていけないんじゃないかな?
プロじゃないけど。
苗12本で未着果1本、1200本で100本、6000本で500本・・・って割合になる訳で、500本も未着果だったらヤバイんじゃね???
感動メロンが1玉2700円でネット販売してたから、135万円パアって事だもんな(>_<)
やっぱり、先ずは良い実を生らせる事。それがメロン栽培の始まりなんだよね。
着果不良で「実が付きませんでした」じゃ、お話にならんな。
しっかしまぁ~緑の彗星の方は何かいろいろ問題があるなぁ

この品種、なんかクセがあんのか?クセじゃなくて作り方の“コツ”かっ!
1苗ポシャッたのは、いて~わマジ・・・(´・д・`)ショボーン
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KMPメロン宅庭栽培2017 #59 『収穫期』3.~ハネムーンR最終~
KMPメロン宅庭栽培2017 #58 『収穫期』2.
KMPメロン宅庭栽培2017 #57 『GR6号』実験6.(14週目)
KMPメロン宅庭栽培2017 #56 『収穫期』1.~メロン初収穫!~
「悪魔レベルの所業」
KMPメロン宅庭栽培2017 #55 『糖度上昇期末&収穫期』(12週目)
KMPメロン宅庭栽培2017 #54 『糖度上昇期』2.(11週目)
KMPメロン宅庭栽培2017 #53 『糖度上昇期』
KMPメロン宅庭栽培2017 #52 『栽培うんちく』
KMPメロン宅庭栽培2017 #51 『GR6号』実験5.
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